2012年12月31日

「愛と革命」レ・ミゼラブルを鑑賞

 もやもやしたいやな気分を吹き払うため年末の大晦日、妻とレ・ミゼラブルを鑑賞。
 レ・ミゼラブルは、150年前にヴィクトル・ユゴーが書いたロマン主義フランス文学の古典的名作である。レ・ミゼラブルとは「悲惨な人々」の意味だ。今回のレ・ミゼラブルはミュージカル版を映画化したもの。
 舞台は格差と貧困(極貧)にあえぐ民衆が自由を求めて立ち上がろうしていた19世紀のフランス。テーマは「愛と革命」
 ミュージカル特有の迫力と感動の物語の展開にもやもやしたいやな気分を吹き払うことができた。
 この映画、まだ鑑賞していない方にお勧めしたい。
 映画では「自由とパン」を求めた学生たちの革命蜂起に民衆は立ち上がらなかった。官憲よって弾圧され学生たちは皆殺された。
 日本では3.11後初の総選挙、多くの若者が「脱原発」を求め蜂起したが、国民の4割が選挙に棄権し立ち上がらなかった。
 それでも未来を信じて闘い続け民主主義を勝ち取ったフランスの民衆。時代背景は違うが、私たちも未来を信じて闘い続けるしかない。

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posted by 浦田秀夫 at 19:24| 千葉 ☁| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月19日

タップダンスミュージカルを鑑賞

 昨夜は、ふなばし演劇鑑賞会例会のタップダンスミュージカル「タップ・ジゴロ」を鑑賞。
 ミュージカルの舞台は、戦後のアメリカ占領下にあった日本の銀座のキャバレー・ペンギン。アメリカ占領下、歌や踊りでしぶとく生き抜いた男と女。彼らの生命力を再現したものだ。
 キャバレー・ペンギンでタップダンスを踊る天才ダンサージョニー佐々木、歌の才能を見出された歌手の鞠子、占領時代末期絶頂期を迎えるが、日本の主権が回復されアメリカ軍が撤退し時代が変わり、キャバレー・ペンギンは閉鎖される。
 主演のタップダンサー、HIDEBOHらの躍動感に溢れるタップダンスに会場の気分は高揚し、大いに盛り上がった。

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posted by 浦田秀夫 at 11:45| 千葉 ☁| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月26日

王女メディアの復讐劇

 今年からふなばし演劇鑑賞会に入会し、今日その最初の例会「王女メディア」を船橋文化ホールで鑑賞した。
 平幹二朗演じる王女メディアの野心のため自分と子供たちを捨てた夫への復讐劇である。
 王女メディアはギリシャ悲劇の代表作で、男優の平幹二朗が演じるメディアは強烈で人間の悲しみ怒り、嘆き、呪い、情念を猛々しき表現していた。
 会場はほぼ満員で終演後は観劇に感激した観衆の拍手が鳴り止まなかった。
 ふなばし演劇鑑賞会はよい演劇を身近で定期的のに観るために会員制で運営されており、年間6回船橋文化ホールを主な会場として演劇が行なわれている。入会金は2000円で会費は月1800円。
次回は4月にゴリーキー原作のどん底が市川市民文化会館で上演される。
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posted by 浦田秀夫 at 23:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする