2020年06月13日

武器としての資本論

梅雨入りし、朝から雨が降っています。
通信の配布ができないので、白井聡著の武器としての「資本論」を読み始めました。
 著者は「はじめに」で、「資本論」のすごいところは、一方で国際経済、グローバルな資本主義の発展傾向というようなスケールの大きい話に関わっていながら、他方で、きわめて身近な、自分の上司がなぜ嫌な態度を取るのかというような非常にミクロなことにも関わっていることです。そして、実はそれらがすべてつながっているのだということも見せてくれます。
 今、世の中に出ているマルクス入門、「資本論」入門といった本を読んで、このすごさが生き生きと伝わってくるものが見当たりません。だから、「資本論」の偉大さがストレートに読者に伝わる本を書きたいと思いました。と述べています。
 「包摂」という難しい概念が出てきますが、映画「男はつらよ」を引用し解説しています。

posted by 浦田秀夫 at 16:50| 千葉 ☔| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月02日

読書始め

 昨年より読みはじめましたが、300ページをこえるこの本、ようやく読破することがでました。
 誰もがきちんと経済について語ることができるようにするということは、善き社会の必須条件であり、真のデモクラシーの前提条件だ。(本書より)
大変勉強になりました。

  IMG_3777.JPG

政治家ブログ人気ランキングに参加中。記事を読んだ方は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ

posted by 浦田秀夫 at 20:55| 千葉 ☀| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月02日

町の音楽好きネットワークコンサート

 昨日は、習志野市民会館で開催された町の音楽好きネットワーク主催のコンサート「柵を越えたMUSIK 」ドイツ兵はキリンビールがお好き、を観賞しました。
 第1次世界大戦で敗れ捕虜となったドイツ兵を収容した習志野捕虜収容所での「音楽とビール」の物語でした。

 夜は、船橋港親水公園で開催された花火大会に、孫たちと夏のひと時を楽しむことができました。

  IMG_3107.JPG

政治家ブログ人気ランキングに参加中。記事を読んだ方は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
続きを読む
posted by 浦田秀夫 at 07:40| 千葉 ☀| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月20日

蟹工船

 昨日は船橋市民文化ホールで行われたふなばし演劇鑑賞会の例会に、今回の演目は、プロレタリア作家小林多喜二の代表作「蟹工船」、東京芸術座による公演です。
 多喜二が「蟹工船」を書いた昭和のはじめのごろ、カニ漁業が盛んで、各船会社の競争に漁夫達はか重労働を強いられ、多くの病人や死人がでました。
 人間を人間とも思わない会社は競争させ漁獲高を上げていきました。多喜二はそんな世の中を少しでも変えたいと思い「蟹工船」という作品を描き世の中に伝える活動していました。
 多喜二は非合法活動で拘束され特高の拷問により29才の生涯を閉じました。
 時代は変わりましたが、いまでも過労死は無くなっていません。多喜二の思いは現代でも生き続けています。

 kani samne.jpg

政治家ブログ人気ランキングに参加中。記事を読んだ方は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
posted by 浦田秀夫 at 08:39| 千葉 ☀| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月05日

旧古河庭園などを訪れた

 今日は連休中はじめての家族サービス、妻と娘と3人で東京駒込駅近くの旧古河庭園と六義園を訪れました。
 旧古河庭園は、大正8年に造られ洋館と洋風庭園、日本庭園を配した庭園です。洋風庭園ではバラが見ごろ時でした。
 帰りに、妻と2人で岩波ホールで上映されている「マルクス・エンゲルス」を鑑賞してきました。妻は半分寝ていました。

  IMG_2646.JPG

  IMG_2664.JPG

政治家ブログ人気ランキングに参加中。記事を読んだ方は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
posted by 浦田秀夫 at 20:52| 千葉 | Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月02日

「分かち合い」社会の構想

 昨年の暮れに慶応義塾大学の井出英策教授の「格差を断つ!」〜自己責任・高不安社会から頼り合い・不安ゼロ社会へ〜の講演に刺激を受けて、井出英策教授や東京大学名誉教授神野直彦らの共著「分かち合い」社会の構想(岩波書店)を読み始めた。
 本のカバーに「ポピュリズムや排外主義が世界を覆うなか、他者の痛みを分かち合い。お互いが支え合える社会はどうすれば可能か。気鋭の学者らが討議を重ね、労働、環境、生活保障、教育、地域社会、政治、財政の観点から、人間らしい社会への道筋を具体的に構想する」と本書の目的が書かれている。
 まだ、全9章の内、序章と終章、第7章、第1章しか読んでいないが、新自由主義を批判し、社会民主主義、福祉国家を目指そうとする者にとっては、必読書とも言える。お正月中(4日)には読破しようと思っている。皆さんににもお薦めしたい。

政治家ブログ人気ランキングに参加中。記事を読んだ方は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
posted by 浦田秀夫 at 11:12| 千葉 ☀| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月16日

アンデルセン・光と影の物語

 今日船橋文化ホールで上演された、世界的に有名な童話作家アンデルセンの生涯と作品を題材に、ミュージカル「アンデルセン・光と影の物語」を鑑賞したた。
 船橋市はアンデルセンの故郷、デンマークのオーデンセ市と姉妹都市を提携しているが、今年の市政施行80周年の記念行事の一つとして上演されたもので、演奏は市民オーケストラ船橋フィルハーモニー管弦楽団の生演奏、出演はすべて公募による船橋市民の皆さんによるものだ。
 アンデルセンの生涯を包んだ、夢、希望、挫折、そして思いやりが、その素晴らしい歌唱力で表現され、会場は大きな感動に包まれた。
 明日も午後2時から上演されます。入場料1000円です。

   IMG_1361.JPG

 IMG_1362.JPG

政治家ブログ人気ランキングに参加中。記事を読んだ方は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
posted by 浦田秀夫 at 19:07| 千葉 ☁| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月17日

青年座「からゆきさん」を観劇

 今朝は、北習志野駅で宣伝活動。
 午後から劇団青年座による「からゆきさん」を観劇。からゆきさんとは明治の頃、主に等東南アジアで娼婦として働いていた日本女性のことだ。農漁村の貧しい家庭の娘たちだった。
 時は日露戦争前夜。舞台はシンガポール、立ち並ぶ娼館の一つ、26番館の主人とその家族、そこで働く娼婦たちや使用人たちの時代に翻弄されながらの汗と涙の喜怒哀楽、娼婦たちの悲哀を描いた舞台だ。青年座の財産演目でもあり、今回もおおいに感劇しました。

政治家ブログ人気ランキングに参加中。記事を読んだ方は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
posted by 浦田秀夫 at 16:58| 千葉 ☁| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月06日

栗原小巻「櫻の園」鑑賞

 今朝は、日大前駅で通信の配布。
 午後から、ふなばし演劇鑑賞会の例会で、栗原小巻主演「櫻の園」を鑑賞した。
 櫻の園は、ロシアの劇作家チェーホフ作で、かもめ、三姉妹とともに世界中の劇場で上演されている。
 栗原小巻さんは、小巻スト、小百合スト(吉永小百合さん)と、団塊の世代にとって人気を二分した永遠のマドンナでもある。
栗原小巻さんの若々しい熱演に感劇しました。

  images.jpg

政治家ブログ人気ランキングに参加中。記事を読んだ方は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
posted by 浦田秀夫 at 17:36| 千葉 ☁| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月06日

「資本主義の終焉と歴史の危機」のお薦め

 水野和夫著作の「資本主義の終焉と歴史の危機」という文庫版で200頁ほどの著書だが、議会運営委員会の視察の移動時間に読んだ。
 21世紀の資本主義が全般的危機に直面している現実を解明した著書で、簡潔ながら説得力のある叙述と分析に引き込まれ一気に読み終えた。
 その内容を簡潔に紹介する能力はないので本のカバーに書かれた一文を紹介して本書の紹介とする。

 資本主義の最終局面にいち早く立つ日本。世界史上、極めて稀な長期にわたるゼロ金利が示すものは、資本を投資しても利潤のでない資本主義の「死」だ。他の先進国でも日本化は進み、近代を支えてきた資本主義というシステムが音を立てて崩れようとしている。
 16世紀以来、世界を規定したきた資本主義というシステムがついに終焉に向かい、混沌を極めていく「歴史の危機」。世界経済だけでなく、国民国家をも解体させる大転換期に我々は立っている。
 500年ぶりのこの大転換期に日本がなすべきことは、異常な利子率の低下という「負の条件を」をプラスに転換し、あらたなシステムを構築するための画期的な書!

 水野和夫氏は最後に「おそらく資本主義を前提につくられた近代経済学の住人からすれば、私は『変人』にしか見えないことでしょう。しかし、『変人』には資本主義終焉を告げる鐘の音がはっきりと聞こえています。」と述べている。
 水野氏はマルクス経済学者ではなく、三菱UKJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストを経て内閣府大臣官房審査官「経済財政分析担当」を歴任したいわば体制側の経済学者だけにその分析・主張には説得力がある。まだ読んでいない方には一読を薦めたい。

    スキャン 1.jpeg
政治家ブログ人気ランキングに参加中。応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
posted by 浦田秀夫 at 16:50| 千葉 ☁| Comment(0) | 演劇・映画・読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする