あけましておめでとうございます。
新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大する中、年末、年始もコロナウイルスと闘っている医療関係者や保健所の皆さんに心から敬意と感謝申し上げます。また、入院や療養中の皆さんにも心よりお見舞い申し上げます。
非常事態宣言の発出を含めた感染拡大を阻止する緊急の対策や医療機関への支援が必要ですが、政府からは具体的な対策が聞こえてきません。
昨日の朝日新聞朝刊に「米国ではもともと深刻だった経済格差が、コロナ危機下の株価急騰でさらに広がった。米シンクタンクによると、大富豪600人あまりの資産はコロナ禍で約100兆円膨らんだ。この間に、貧困層は800万人も増えたとの調査がある。」と報道されていました。
日本でも30年ぶりの株高になりました。コロナ禍、経済危機を押さえ込むために、主要国の政府・中央銀行が大規模な財政出動や金融緩和に踏み切りましたが、金融緩和の資金が企業の設備投資や個人の消費には回らず株式市場に流れた結果です。日本の富裕層の資産も膨らんでいます。
消費を拡大するための積極的な財政出動と富裕層への増税など富を再配分する財政・経済政策が求められています。小さな政府から大きな政府に転換させることが必要となっています。
まずは、感染拡大を抑え込むことが必要ですが、今年は千葉県知事選挙、千葉、船橋などの市長選挙、総選挙が行われます。コロナ禍で明らかになったこの社会の弱点・矛盾を克服し、転換させる好機です。これらの選挙に勝利するために微力ではありますが頑張りたいと思います。
最後に皆様方のご健康とご活躍をご祈念申し上げます。