2017年10月28日

臨時市議会、議案は継続審査に

 昨日招集された臨時市議会出された市税条例改正に対する質疑が行われた。
 消費税増税が平成31年10月に延期されたことに伴い、平成29年度第1回定例会で、法人市民税の税率を従前の税率に戻す必要があった。しかし、資本金1億円以上の法人については改正したが、資本金1億円以下の法人については市のミスによって改正漏れが生じた。この改正漏れを正し、本来適用すべき税率に改めるとともに、当該税率を平成29年4月1日に遡求適用するための条例改改正だ。
 質疑では、市の初歩的な事務ミスに対する厳しい批判とともに、この条例改正の税率をを平成29年4月1日まで遡って適用できるかどうか争点となった。
 市は平成23年の最高裁の遡求適合判決を根拠に遡求適用は違法性はないとしているが、市民共生の会の斎藤和夫議員は、最高裁の判例と今回の事案は必ずしも一致していない、最高裁の遡求適用合憲判決を法律不遡及の原則から批判する論文も出されている。裁判になった場合勝訴するとは限らないと指摘した。
 また、市は改正漏れによる税率(8.6%)と本来の税率(9,7%)による差額32,592,558円については還付しないとしているが、一旦は還付し、条例改正後に追加徴収すべきではないか。
 市は、遡求適用しないと今後納付する法人との公平性が保てないと言うが、30年4月1日改正にすれば問題は生じないのではないかなどの質疑が行われた。
 質疑終了後、議案は総務委員会に付託されたが、総務員会は慎重に審議する必要があるとして、継続審査とし閉会中に審査することを全会一致で決めた。総務員会の決定を受けて臨時議会は会期を1日残して閉会した。

政治家ブログ人気ランキングに参加中。記事を読んだ方は応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
posted by 浦田秀夫 at 21:31| 千葉 ☔| Comment(0) | 市政・議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。