今日は、母の一周忌。鋸南町岩井袋にある浄土真宗大谷派の福蔵寺で法要を行った。
昨年の6月6日に99才で去った母、極楽浄土で27年前先に逝った父に会うことができたかなー。
鋸南町岩井袋は、小さな天然の漁港で母の生まれ育った場所であり、私の故郷でもある。
母の実家はもとも漁師(船主)であったが、関東大震災で船が沈没し没落した。
先の戦争末期、この小さな漁港は人間魚雷の発射基地となった。母からはこの小さな漁村に沢山の兵隊さんが来ていたとよく聞かされていた。
戦争が長引いていれば、この魚雷基地は米軍の標的となり、漁村は全滅し、私も、私の子供も、孫も生まれてくることはなかった。
母は大正、昭和、平成と生き抜いたが、気丈夫な典型的な大正の女性であった。
政治家ブログ人気ランキングに参加中。応援のクリックをお願いします。