2013年10月01日

我が故郷に汚染土壌埋立処理施設計画

 母が鋸南町岩井袋(私と母の故郷)の出身という方から、館山道鋸南富山IC前の砕石場跡地に計画されている「汚染土壌埋立処理施設」に反対するメールが届いた。
 計画によると特定有害物資にに汚染された土壌を147万㎥(東京ドーム1.2倍)という膨大な汚染土壌を5年間かけて吉浜港(鋸南町)に陸揚げし、毎日150台のダンプで処理場まで運び埋立てるものだ。
 鋸南町の環境と子どもを守る会の皆さんが、住民の74.2%の署名を集め、施設の許可権限者である千葉県知事に反対の陳情書を出し、9月29日には反対の集会とデモが行なわれたとのことだ。

 高度成長期、東京湾埋立てのため房総の山々が削られ、広大な自然と景観が失われた。私の故郷、岩井袋の山も削られ、また砕石の積み出し港でもあった。
 港からは石船といわれる30トンほどの木造船が喫水線ぎりぎりまで砕石を積んで東京湾埋立て地に向った。石船のほとんどは地元の漁師が漁業をやめて転業したものだ。何隻かの船が浦賀水道に沈んだ。浦賀水道は水深が深く沈んだ船は浮き上がらないと言われた。中学を卒業して石船に乗った私の同級生も石船とともに浦賀水道に沈んだ。
 砕石は自然を破壊したのみならず、人々の命まで奪った。

 今度は、その砕石場跡地に汚染土壌を埋め立てるという。「ダンプ公害や粉塵、排水、事故によって有害物資が拡散したり、風評被害がおこれば、生活や環境、農漁業、観光への悪影響を与えことになる」(署名用紙から)。房総の自然と未来の子どたちを守るために「汚染土壌埋立処理施設」計画は撤回させなければならない。
 とりあえず、署名を集めカンパを送ることにしよう。

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posted by 浦田秀夫 at 18:35| 千葉 ☔| Comment(0) | 県政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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