総務委員会に付託された「市政に関わる重要な計画の議決等に関する条例」改正案は、保守会派、公明党、民主党の反対多数で否決された。民主党は継続審査を主張したが、継続審査が否決された後の採決では否決に回った。
今回の条例改正案は、都市計画マスタープランを議会の議決案件にしようとするもので、都市計画マスタープランは市のまちづくりにとって重要なプランであり、その策定にあたっは市民参加を図るとともに、議会として議決することによって市のまちづくりに責任を負い、市のよりよいまちづくりに寄与するためのもである。
昨年の2月に同様の条例改正を行った新潟市議会は、一部の会派を除く圧倒的賛成(56人中51人が賛成)で可決している。
議会の市政への関与を強めようとする今回の「条例改正」案を、議会自ら否決するとは船橋市議会の見識が問われるといってもよい。
2009年12月08日
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