福井市では、「住民主体のまちづくり」と「恊働に向けたミーティングテーブル」についてお話を伺った。福井市では市内の小学校区49地区ごとに、地域の公民館などを拠点に自治会連合会や市民団体、NPOなどで、まちづくり実行員会をつくり、地区まちづくり基本計画を策定し様々な事業を実施している。
当初は自治体が支援して行なっていた事業を住民が主体となった事業、まちづくりの体制を構築している。事業は、各地区の特徴を生かした、歴史、環境、福祉、防災、教育、文化、などをテーマに実に多種多様だ。
恊働に向けたミーティングテーブルは、市民と行政が対等な立場で率直に意見交換する場を設け、恊働に向けた機会を図るもので、市民からの提案、市からの提案を出し合い、協議し事業化している。
20年度は子どもたちの生きる力を育てる「アートが育みふくいのまちプロジェクト」(福井県こどもNPOセンター、福井芸術・文化フォーラム提案)事業や賑わいのある中心市街地をつくる事業(ふくい路面電車とまちづくりの会提案)などが実施されている。
2009年10月30日
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