昨日、令和3年第1回定例市議会が開会されました。議案のヒャリングを12 日から行っていますが、新年度予算で改善、拡大された施策の一部を紹介します。
生活保護申請した方の内、所持金の状況により、食事や宿泊場所の場所が難しい方に対し、生活保護が決定されるまでの間、生活費の貸付を行う制度について、これまで社会福祉協議会が実施していましたが、市が直接実施することになりました。
合わせてこれまで1日2.500円の貸付金額を3.500円に引き上げました。全く不十分ですが半歩前進です。
修学援助制度の申請方法が簡略され、収入を証明する書類が必要でなくなりました。また、これまで修学援助費は校長の口座から各保護者に振り込まれていましたが、新年度からは教育委員会から直接保護者の口座に振り込まれることになり学校現場の負担が軽減されます。
就学援助は、経済的理由で就学困難な児童生徒の負担軽減を図るために学用品、通学用品、郊外活動費などを援助するもので、約4.000名の児童、生徒が援助を受けています。